子供がおいしいおかずから先に食べてしまい、最後に白飯だけが残ってしまう。まだ「三角食べ」ができない年齢の我が家の2歳児にとって、これはよくある状況でした。 色々と試行錯誤した結果、我が家がたどり着いた一つの形が「寿司屋ごっこおにぎり」です。
これまで試して、我が家には合わなかった方法は以下の通りです。
- ふりかけ、ごましお: 効果はありましたが、塩分からか、白いごはん単体を食べなくなる依存傾向が気になりました。
- カレー、雑炊: 食べてはくれますが、毎食用意するのは現実的ではありません。
- 掛け声: 「もぐもぐー!」などの声かけは、すぐに飽きられてしまいました。
子供が白飯を嫌がる様子をフラットに観察してみると、シンプルに「おかずがなくて味がしないから」という、大人でもあり得る理由に行き着きました。そこで、白飯だけが残った時の「救済措置」として、以下の方法を運用しています。
我が家の運用:1/32サイズの「寿司屋風おにぎり」
用意するのは焼き海苔のみです。味付け海苔は手がべたつくのを子供が嫌がったことと、塩分を考え、我が家では焼き海苔を選択しています。
作り方は、全型の焼き海苔を半分ずつパキパキと折り曲げていき、1/32サイズにちぎるだけです。これでちょうど一口サイズになります。 おかずがなくなったタイミングでこれを発動し、その場で一口大のごはんを握っていく「ライブキッチン形式」をとっています。

提供する際は、親が「へいお待ち!」と寿司屋の真似をします。 すると子供が笑いながら「どれがおすすめですか?」と聞いてくるので、 「今日は左端のやつが一番海苔がパリッとしてますぜ」 「大きくておすすめです」 といった、その場で思いついた適当なウンチクを添えて出しています。
我が家の場合は、このやり取りを挟むことで、迷わず手づかみで完食してくれるようになりました。
なぜこれで食べるのか
ここからは推測になりますが、いくつか理由があるのではないかと考えています。 一つは、海苔に含まれる旨味成分や、パリッとした食感・香りがアクセントになっている可能性。もう一つは、目の前で作るライブ感や「選ぶ」という遊びの要素が、食事を楽しいものに変えているのではないか、ということです。
私自身の古い記憶に、幼稚園の先生が余ったごはんで作ってくれたおにぎりが異様においしかったというものがあるのですが、あのおいしさの正体も、単なる味以上のこうした刺激だったのかもしれません。
生産的じゃない戦いはしない
この方法を導入してから、我が家では食事の時間が10〜15分ほど短縮されました。今ではこの短縮された状態がデフォルトになり、保育園へも間に合うようになっています。
「三角食べ」ができれば解決する話ではあるのですが、まだそこまで頭が回る年齢でもありません。食べないことに対して怒り散らして、何も生産的じゃない時間を過ごすよりは、どうすれば楽しく食べてくれるかを観察して工夫する方が遥かに楽です。
「おにぎりさんにする?」と聞いて「おにぎりさん食べる」と返してくる内は、
我が家ではこの方法で凌いでいこうと思います。



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